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伝統と現代技術から引き出す、テロワールの個性

シャトー・ラ・フランスが大切にしているのは、長く受け継がれてきたボルドーの伝統と現代的な醸造技術を融合させ、ブドウが持つポテンシャルを最大限に表現すること。

醸造では区画ごとにブドウを管理し、温度管理されたタンクを使用。さらに、ポンプや配管を極力使用せず、重力を利用してワインを移動させるグラヴィティ・システムを導入しています。ブドウやワインへの負担を抑え、繊細な香りや果実の個性を守るためのこだわりです。

キュヴェ・ガリュスは、そんなシャトーの哲学を象徴する特別な一本。優れた区画のブドウを選び、12か月の樽熟成を施すことで、凝縮した黒系果実の風味に、樽由来の複雑さと奥行きを重ねています。

Chateau La France Cuvee Gallus 2019
​シャトー・ラ・フランス キュヴェ・ガリュス

ワイン・エンスージアスト 89ポイント

シャトー・ラ・フランス キュヴェ・ガリュス2019年はメルロー64%、マルベック19%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%を使用。

区画ごとに管理・選別し、温度管理されたタンクで発酵。醸造所ではポンプや配管による負荷を抑える**重力式(グラヴィティ・システム)**を採用し、ブドウのアロマをできる限り損なわない醸造を行っています。その後、樽で12か月熟成されています。

【テイスティングコメント】

深みのある色調から、熟したブラックベリーやブラックチェリー、プラムを思わせる凝縮した黒系果実のアロマが豊かに広がります。そこにスパイス、タバコ、バニラを思わせる樽熟成由来のニュアンスが重なり、複雑で奥行きのある香り。

口に含むと、メルローを主体としたふくよかで豊かな果実味が広がり、マルベック由来の力強さとスパイシーなニュアンスがアクセントに。しっかりとした骨格を持ちながら、タンニンはなめらかで、凝縮感とエレガンスが美しく調和しています。

余韻には黒系果実やバニラ、ほのかなタバコのニュアンスが長く続く、力強さと上品さを兼ね備えたボルドー・シュペリュールです。

Château La France ―
ボルドーとサン・テミリオンの間に広がる歴史あるシャトー

シャトー・ラ・フランスは、ボルドーとサン・テミリオンの間、ベイシャック・エ・カイヨーに位置する歴史あるワイナリーです。

約90haもの広大な敷地がひと続きに広がる、ボルドーでも有数の規模を誇るシャトー。伝統的なブドウ栽培とワイン造りを大切にしながら、重力を利用した醸造設備など現代的な技術も取り入れ、テロワールとブドウ本来の個性を引き出すワイン造りを追求しています。

その中でも「キュヴェ・ガリュス」は、シャトーの優れた区画から造られる特別なキュヴェ。豊かな果実味と力強さ、樽熟成による複雑さを備えた、シャトー・ラ・フランスの個性を象徴するワインです。

17世紀から続く歴史

シャトー・ラ・フランスの歴史は古く、1635年、ルイ13世の時代にはボルドーの王室公証人であったカンサック家が所有していた記録が残されています。現在のシャトーが建つ場所には、かつてガロ・ローマ時代の邸宅が存在していたとされています。

フランス革命期に建物は失われましたが、その後ボルドーのワイン商によって再建。長らく「Château de Quinsac」の名で知られ、1930年に現在の「Château La France」へと改称されました。

2009年にはモテ家がシャトーを取得。さらなる品質向上に取り組むとともに、シャトーの新たなシンボルとして、高さ12mにも及ぶ巨大な雄鶏の彫刻をブドウ畑に設置しました。

そして、この雄鶏に敬意を表して誕生した特別なワインが「Cuvée Gallus」です。「Gallus」とはラテン語で「雄鶏」を意味し、2009年ヴィンテージから造られています。

2019年 ― 凝縮感とフレッシュさを併せ持つヴィンテージ

2019年のボルドーは、春の不安定な天候を経て、夏には暑く乾燥した日が続いたヴィンテージ。成熟期には十分な日照に恵まれ、ブドウは高い熟度と凝縮感を獲得しました。一方、収穫期に向けて適度な雨にも恵まれたことで、果実の豊かさだけでなく、フレッシュさを保ったバランスのよいブドウに仕上がりました。

お酒は20歳になってから

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